【「話す練習」初級~中級編】【かんもく(緘黙)の子どもの治療や症状改善】はい・いいえゲームをしよう!プリント

目次

「はい」「いいえ」の答えやすい質問を考えよう

ゲームを行う場合、「スモールステップ」で進めていきます。
答えのある質問や、決まっている答えで書きやすい質問から始めてください。
「はい」「いいえ」でなら答えられる『かんもく』の子どもがたくさんいます。
遊んだり楽しんだりしながら「話す練習」が行えます。
答え方は無理をせず、「今日はこれにしようね」とどう答えるのか、遊び方やルールなど始める前に説明をすると安心して取り組みやすいです。
アレンジや答え方はたくさんあるので、一度にいろいろルールを変えず慣れたらルールを変えてみるといいでしょう。

準備物

鉛筆
はい・いいえゲームをしよう!プリント

ゲームのルール

◇プリント上半分、「好きなもの!」「はじめまして!」を書きましょう
◇プリントを半分に折り、もう一人の人に見えないようにします
◇はい・いいえの質問を、もう一人の人が書きましょう
◇答え方は、質問の欄を見て「はい」「うん」「イエス」などで答えてね。
◇下線部に書く・首振りをする・口パクで・声で答えるなど方法は毎回相談してみよう
◇最後に、お互いの質問と本当の答えを確認してみましょう

答え方


◇下線部に書く
◇首振り・うなづきで答える
◇口パクで答える
◇声で答える
◇「はい」「いいえ」・「うん」「ううん」・「イエス」「ノー」などできそうならバリエーションを増やしてみる

アレンジ


◇教育者や支援員に交代してゲームを行う
◇質問や答えを「字」ではなく、「絵」にしてみるのも楽しいかもしれません

はい・いいえゲームをしよう!(漢字が読める・わかる方用)

はい・いいえゲームをしよう!(漢字が読めない幼児・低学年の方用)

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この記事を書いた人

かんもくの子どもをもつ保護者であり、教育の資格を保有しています。
かんもくを知ってもらうための活動をしています。

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